合成品デアザフラビン NMNにマウントをとる必要ある?!の動画解説

動画解説

見どころ:その1

今回はデアザフラビンTND1128について深掘りしていく。デアザフラビンの情報っていっぱいあるけど、どうやって探すの?基本的にサプリメントの科学的根拠を探すには、PubMed(パブメド)というデータベースで検索する。このサイトで世界中の学者の論文を調べることができる。論文と言っても、適当な文では困るから、必ず査読と言って、第三者の学者のチェックが入る。パブメドにはそのような信頼できる信頼できる論文しか掲載できない。科学者の研究成果が第三者のチェックで信頼できる情報になる。しかし、素人には論文を読んで理解するのは難しい。だからサプリメントの科学情報を配信する人は、調査能力も必要だし、配信する時も誤解されないよう細心の注意が必要。

見どころ:その2

1979年頃からデアザフラビンの論文はある。メタン産生菌という微生物の中から見つかった。デアザフラビンと言っても化合物の総称だから色々種類がある。例えば、ポリフェノールも化合物の総称だからカテキン、ケルセチンとかがあるように、デアザフラビンと言っても色々な種類がある。ビタミンBもフラビンの仲間だから、デアザフラビンとビタミンBは似ているとも言える。デアザフラビンの研究は、しばらく光に反応する物質として注目され、細菌のエネルギー代謝の補酵素としても研究されている。

見どころ:その3

2000年代からは抗がん剤としての研究が始まった。色々なデアザフラビンを作ってがん細胞に振りかけて、がん細胞を死滅させるかどうかの研究。細胞毒性と言って、正常な細胞を死滅させる可能性もある。

見どころ:その4

その後、2021年の論文に突然デアザフラビンTND1128が登場する。化学合成された新規物質TND1128まだまだ研究の歴史が浅く、多くの疑問がある。ネットの情報だとそのデアザフラビンTND1128は色々なデアザフラビンを作って色々なことを試して最強の抗老化剤として選ばれ、それが夢のミトコンドリア活性剤デアザフラビンTND1128ですと出てくる。残念ながら、デアザフラビンの中から最強の抗がん剤を探すという論文はあるが、最強の抗老化剤をあの手この手で探したといった根拠となる論文はない。

見どころ:その5

NMNの次に来る素材、NMNの上位互換、NMNの40倍、最強のミトコンドリア活性、数倍のサーチュイン活性、NMNは間接的だけどデアザフラビンはダイレクトに効く。デアザフラビンはNADの代わりとなって若返りのサプリメントだと言える。って本当なの?デアザフラビンTND1128を神経細胞に振りかけて写真を撮ったり、マウスに注射して脳のカルシウムやATPを測定した論文しかないのに、どうしてそんな細かいメカニズムや壮大な物語が分かるのか?

見どころ:その6

では、デアザフラビンTND1128の嘘は誰かが流してるの?手がかりはデアザフラビンの効果とサイトに色々書き込んである。運営が◯◯出版と書いてあるが、もしこの◯◯出版が販売元からお金をもらって書いていたら、ステルスマーケティングでは?

見どころ:その7

ちなみに、MNMの論文をパブメドで調べてみる。こんなにたくさんの論文が出てくる。細胞、マウス、ヒトの研究がたくさん出てくる。それに比べてデアザフラビンTND1128は細胞実験1つ、マウス注射実験2つ。今回分かったことはデアザフラビンTND1128の噂の多くが何の科学的根拠もないということ。

感想

全体的にデアザフラビンTND1128に対して、随所随所でさも効果がないような印象操作をしている印象を受ける。実際、私自身デアザフラビンTND1128を飲んでみて思ったのが、飲んだら疲れが取れる、元気になったからそのようにこの動画に違和感を感じて見てしまうのかもしれないが、そもそも科学的根拠がないという根拠がこの論文説でそれが信用できるかも定かではない。なので、結局、試してダメなら二度と飲まなければいいだけで、実際に自分で判断するしかない。


-デアザフラビンサプリ比較

NMFについて

こちらのサイトでは、正しい5-デアザフラビンのサプリメントの選び方について方法をご紹介します。

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