合成品デアザフラビンついに闇が暴かれる?!の動画解説

動画解説

見どころ:その1

デアザフラビンの「闇」について深掘りする。

デアザフラビン商法の周りはよく分からないことが多い。

まずは、ウィンメディックス社のコロイドヨウ素の話。

ウィンメディックス社は2016年都内に設立。コロイド化したヨウ素が癌に効果があるということで開発販売。

見どころ:その2

どういう経緯でそうなったか?

関連のホームページを見てみると、ヨウ素は1811年に発見され、1919年に日本の学者によって薬効が解明された。1981年には有機ヨードで国内の医科大で癌に対するたくさんの臨床研究が行われた。2004年頃にはヨウ素の安全性と臨床研究が行われるようになった。そして2010年にはコロイドヨウ素液がHIV患者にも使われている。そして、2016年にウィンメディックス社がコロイドヨウ素の製品開発に乗り出す。なので、ウィンメディックス社のコロイドヨウ素療法の研究の歴史はそれほど古くない。

デアザフラビンも1980年頃から研究されていると言われるが、実際にサプリメントとしての歴史は非常に短い。歴史が長いと盛るところがコロイドヨウ素療法とデアザフラビン商法が似ている。

見どころ:その3

ウィンメディックス社はコロイドヨウ素療法の研究開発のためにスウェーデンカロリンスカ研究所トルケル博士を顧問に迎え入れる。カロリンスカ研究所といえばノーベル賞の審査をしているところ。トルケル博士とはデアザフラビンの開発の経緯にも名前が出てくる人物。そのカロリンスカ研究所に研究オフィスを設置したり、スイスの製薬企業と共同研究を始める。一方、国内ではコロイド療法関係の書籍を出版し、一般社団法人のコロイドヨウ素療法の研究会を設立、コロイドヨウ素を医薬品にいようと特許を申請したり、ヨーロッパに事務所を設立したり国内では様々な講演会を開催。このヨウ素製剤でいろいろな癌が治りノーベル賞も夢ではない、といった感じで世界に向けて研究開発。

見どころ:その4

ところが、2023年3月にウィンメディックス社の社長が逮捕。直接の原因はウィンメディックス社の未公開株約80億円分を無登録で販売。それらはキャバクラや愛人への遊興費として使われる。さらにコロイドヨウ素療法に絡んで癌治療の機会を逃した被害者が出る。

で、デアザフラビンとどのような関係があるのかというと、コロイドヨウ素療法の経緯とデアザフラビン商法の経緯が似ているのではないか?研究開発の歴史は短いはずなのに、ずっと長い間研究されていたかのように説明がされている。さらに、カロリンスカ研究所での研究を大々的に宣伝している。社団法人を設立したり、本を出版したり、薬になると特許で煽ったり。あと、スウェーデンあたりの製薬会社の名前を出したり、自由診療の医者や学会発表などの利用も似ている。デアザフラビンのカロリンスカ研究所で開発というのも実体があるか疑わしい。この二つの商売の違いはデアザフラビンは未公開株の販売絡みという事案は今のところない。しかしそれ以外の部分はビジネスのやり方がかなり似ている。

見どころ:その5

コロイドヨウ素の製品はいくらくらいで販売されていたのか?ネットの情報によると500mlくらいで5万円ほど。価格帯もデアザフラビンと似ている。ヨウ素とはイソンジンみたいなものなので、あまりにも高いがデアザフラビンも言いかえれば結局ビタミンBみたいなものである。

見どころ:その6

開発の経緯や販売方法が似ているだけではコロイドヨウ素療法とデアザフラビン商法がつながっている証拠にはならない。しかし、コロイドヨウ素で逮捕されたS社長とデアザフラビンメーカーのT社長とはつながっている。おそらくビジネスパートナーのような関係とのこと。S氏は釈放されてからも講演セミナーを続けており、そのセミナーでデアザフラビンが配られているというXの投稿がある。さらに、そのセミナー内ではデアザフラビンのメーカーのT社長が運営しているとされている会社の紹介もされている。そのセミナーの内容は、ヨウ素やデアザフラビビン、フロックチェーンや仮想通貨の投資話とのこと。デアザフラビンの情報の出し方は普通のサプリメントとは違和感がある。


合成品デアザフラビン ついに闇が暴かれる?!の動画の感想

全体的になるほど、という部分は多々あったのですが、そもそも、そのデアザフラビンのメーカーのT社長が怪しいとして、その人物がデアザフラビンの大元の原料メーカーなのか、それとも一メーカーであってデアザフラビンを原料として仕入れて商品を製造しているのかでだいぶ話は変わってきます。

だたの一メーカーの社長であれば、それが例えばコエンザイムQ10だとして、それを使ったサプリメントを原料メーカーから提供された特許資料とともに自社商品を宣伝していたとしたら、コエンザイムQ10という原料の問題ではなく、そのメーカーが問題であるということになリます。

ただ、大元の原料メーカーだとすれば、過剰な煽りとウィンメディックス社との繋がりを考えれば怪しさ満点であるが、そもそもウィンメディックス社の社長が本当にコロイドヨウ素がいいものだと思っている、あるいは本当にいいものであったら話は変わってきてしまいます。

問題は、金がらみの出資話が怪しいのと原料の話は一応別物だということ。あと、デアザフラビンの大元及び流れとT社長との位置関係が分からないといまいち判断しかねる話です。

今後、デアザフラビンにまつわる詐欺事件があれば随時アップデートします。


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